紅葉前線

例年より10日ほど遅れて紅葉がみごろになりました。ぶな、みずなら、からまつ、しらかば等の落葉樹は黄色系でセピア色のなつかしい写真をみるようです。紅葉色の紅葉とはまた一味ちがうおもむきがあります。静かな高原の秋をおすすめいたします。

秋の代表的な味覚、マツタケが不作でようやく道の駅に並ぶようになりましたが即完売だったようです。いくら高くてもこの時期には松茸、という方がいるのです。スーパーではアメリカ産がならんでいました。外国ではあまり松茸を食べないようです。愛好家にはもうしわけないのですが高価な割にはおいしいとは思えません。夏に雨が極端に少なかったでキノコ類はふさくだったようです。40年前に移住した時にはまわりがすべて森でジゴボウというなめたけを大きくしたようなきのこがたくさんとれてだいこんおろしや、味噌汁で食べた記憶があります。カラ松の下によくでたのですが今はほとんどとれません。

ブドウが早く出来すぎて例年より安くてシャインマスカットをずいぶんいただきました。皮ごと食べられて甘いのです。

気候変動で食の連鎖が狂ってきたのが心配です。

中東では紛争が勃発しています。イスラム教、ユダヤ教どちらも理解に苦しむのですがあの子供たちの悲惨な状況をなんとかならないかいのるばかりです。違う民族が国境を接してしているのはたいへんなことです。日本は島国で陸地では国境を接していないのですが海をへだててロシア、中国が脅威?となっています。だからといってやたら国防費を増やすのもどういうものか、かんがえさせられます。

若年時の勉強不足がたたりわからないことが多々あって秋の夜長にあたまをリセットして勉強します。恥ばかり描いていられないのでキャンバスにむかって10号の作品を完成まじかまで仕上げました。我が家の女性評論家がめずらしく、まーすてきといってくれました。 なにか変なものでもたべたのかな。

一筆に精魂こめる秋の夜。