秋風がふく

東京のsさん親子が姫木アルプスへのハイキングにでかけます。娘さんは生まれる前?からきていただいているにです。天候不順の予報もいつもはずれています。素敵なスマイルに雲も退散でした。   高原の夏も終わり近づきススキが穂をだしてきました。里の稲穂もだいぶみのってきました。この夏は近年になくはたらきました。コロナの関係で予約状況が不安定でお手伝いの人の手配がうまくいかずおやじの出番がましたのです。予想に反して宿泊が多くてうれしい悲鳴をあげてがんばったのです。何故かありがたいことに体の調子がよくてお掃除と炊事に精をだしました。

忙しいそのさなか朝いちばんで近隣の別荘の方から電話をいただき、主人が急に倒れました、と悲痛な声、いそいで車で 駆けつけてましたが救急搬送の結果、どうも脳梗塞らしいとのことです。先日まで健康な方でした。10歳ぐらい私より若い方です。親切とおせっかいの区別がつかないおやじを思いついてとっさに連絡をくれたらしいのです。一日も早い回復をいのるばかりです。  夫、たとえお金に不自由しても健康がいちばんだね、妻、でもやっぱりお金があったほうがいいわね、夫婦の会話がかみ合わない朝でした。

遠いウクライナではいまだ戦争のつづいています。日本では8月に終戦から77年になりました。内外300万人が亡くなったと記録されています。戦争?を知る最後の世代で○○歳の時に我が家に爆弾(焼夷弾)が落ちてあやうく命を落とすことをまぬがれたのです。その後移り住んだお長屋では隣に背中一面に般若の絵が描いてあるおじさんがいて裏の家にはにはきれいなおねいさんがいてアメリカの兵隊さんがジープでかよってきました。よくお菓子をもらいました。ご幼少の頃はとてもすばらしい?教育環境にそだったのです。ところでとなりの入れ墨おじさんの名前をわすれましたが遠山金四郎ではなかったと思います。 花いっぱいの高原でおいしい空気を吸いながらついでに残り物のエビフライをたべて皆様の健康と世界平和をいのっています。

ところでおやじ、いったいいくつになったのでしょうか。