グロキシニア追想

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 グロキシニアとストレプトパーカスが2か月ぶりに再度花をつけてくれました。ゆっくり発音しないと舌をかみますのでご注意ください。私がグロキシニアにはじめて出会ったのは花も恥じらう18歳のときでした。近くに栽培している温室があっておじさんがこれは南米アマゾンの原産で葉がまきやすいので出荷が難しいといっていました。あまりきれいなので、いくらですか?と聞いたら1500円といったのでびっくりこいたのでした。当時大卒の初任給が13000円ぐらいだったときおくしています。時は移りこの春に500円で購入したのです。昔ごつごつした葉もマイルドになりました。それはそうと教養のあるひとはご存じかと思いますが、知る人ぞ知る、知らない人は知らない、あの智恵子抄、あの高村光太郎さんの著書にも登場するのです。すごい、あの時代にグロキシニアなんて。奥さんを愛した人が贈ったのです。おお、アンビリーバブル。

花には水を妻には愛を🌸