シクラメン

alpenflora2017-04-02

スキー場がクローズしました。ご利用ありがとうございました。
あちこちで桜のたよりがきこえてきます。桜といえばソメイヨシノが有名ですがヤマザクラとの交配で明治時代に作られた種類なのです。東京豊島区に染井というところがあって江戸時代には一大ガーデニングセンターがあったところなのです。家光(3代将軍)公も(といっても知り合いではありませんが)お忍ででかけたそうです。脱線しますが今は大きな都営霊園となっていてあの高村光太郎さんの墓地もあります。外国にはないそうですが日本では桜といえばお花見宴会です。昔むかしそのむかし、公園でよく花見をしました。落語では長屋の花見というだしものがあって庶民のたのしみだったようにいろいろ手作りのたべものを持ち寄ってたのしみました。軍歌からロシヤ民謡まで入り乱れて歌い何故かボクは手拍子にあわせて逆立ちをして一部でうけていました。あまりおりこうさんな若者ではなかったようです。パッと咲いてパッと散る、潔さの象徴みたいにいわれて桜の花の散るように戦争で多くの若者がなくなりました。こんなこと二度とあってはなりません。
春の風をもとめて町にでました。園芸センターはもう春であきずにながめて洋ラン、デンドロビュームをかいもとめました。ふとみるとシクラメンが一鉢だけ棚にありました。それが純白であまりきれいなので見とれていたらお店の御嬢さんが、よろしかったらおもちください、といってゆずってくれたのです。
唄の文句ではないけれど真綿色したシクラメンでした。なんと幸せな午後なのでしょうか。