あじさい

alpenflora2012-07-16

里は暑い。道の駅の温度計が30度。フェーン現象で暖気がはいりこんできた。すずしいところに住んでいると暑さには弱くなる。あじさいの花が見ごろになったいう情報で車で30分、別所温泉へ。信州の鎌倉といわれお寺が多い(その数ナンマンダナンマンダ)。その昔北条時宗が別荘を持ったことから別所とついたらしく以前は七久里の湯と称して有馬、玉造温泉と並んで、枕の草紙、にも登場する名湯なのです。前山寺から塩田城跡にかけて地元自冶会が植栽、保存しているあじさいの小道がある。ガクアジサイ(花が額縁のようなので)が主であるがブルーの色が雨上がりに映えてとてもすばらしい。ところでアジサイは学名をハイドランジャー、オタクサという。幕末に日本に来た医師にして博物学者であったシーボルトがオランダに持ち帰えり現地妻であった、お滝、の名前をつけたのです。今ではハイドランジャーとなって色とりどりのあじさいが登場しています。話はとびますが日本で初の女医、楠本イネさんはその娘です。オランダオイネと称されていました。お会いしたことはございませんがくわしいウンチクは後日また。

あじさいの小道に遊ぶ雨蛙。