星降るさと

alpenflora2018-06-12

おかげさまで創業35周年、永年のご愛顧に感謝いたします。
6月26、27日 7月4日から7月13日は改装作業のため休業いたします。

台風の影響もほとんどなくて今日は快晴でした。里からきた建築業者が、すごい雨で突風がふいてヒョウもふった、といっておどろいていました。わずか10K下なのに天気はわからないものです。
夜、星空をながめて35年前の郷愁に浸りました。街灯ができていくらかはかわりましたが満天の星空はいつみても心が安らぐのです。いろいろな思いが去来して胸があつくなりました。胸やけではありません。ここは、星降るさと、にふさわしいところなのです。足を延ばして美しが原高原、まで行くと手がとどきそうなところに満天の星がながめられます。 山あじさいのつぼみがすこしでてきました。昨年は鹿にたべられてぜんめつしたので今年はなんとか花がみたいものです。里の園芸センターであまりきれいなのでハイドランジャーをブルーと白の二鉢購入しました。あじさいは学名をハイドランジャー、オタクサといいます。日本原産ですが幕末にシーボルトが持ち帰り改良されてハイドランジャーとして日本に里帰りしたのです。日本滞在中の現地妻、タキさんの名前がなまってオタキサンからオタクサになったそうです。二人の間に生まれた稲さんが日本最初の女医さんといわれているのです。まだまだつづきがあるのですが先日ある会合でミニ講演をしました。アジサイの季節にはいろいろな思いがあるのです。聞きたい人も聞きたくない人もいらしてください。上田市、塩田平別所には信州の鎌倉といわれていて渓流にそって あじさいの小道、というすてきな散歩道があります。

満天の星も涙でかすむ宵