忍冬(すいかずら)

alpenflora2009-10-02

花が終わっても葉は寒い冬をたえて春をまつ。忍冬という字の所以である。ハニーサックルは当地でも越冬できることが実証されているがテイカカズラが冬越しできるか自信がないので毎年室内に取り込む。5センチほどの挿し木をもらったのが30センチほどに成長、切りつめて盆栽風になってきた。スイカズラの仲間は香りがとても好い。岐阜、花フェスタ記念公園ではテイカカズラが立派なアーチになっていたのおもいだした。香りといえば秋はキンモクセイ上田市国分寺資料館の玄関にたつとほのかににおってくる。そうだ近々、キンモクセイの香りを満喫しにいこう。場所はオンリーミーです。                      青空と金木犀に子等の声
          
自殺(身投げ)の名所で屋台の団子屋が店をだしている、こんな寂しいところで商売になるのかと思いきや自殺願望の者をみるとさりげなく声をかける、 今、焼きたての団子があるよ食べていきな、 いったん思いとどまると死ねなくなる、 死ぬのはいつだってできるのだから急ぐことはないさ、生きる方法は何通りだってあるんだよ、なんなら教えてあげようかい。武家あがりの訳ありのおやじの言葉は妙に説得力がある。おじさんありがとう、娘の顔に笑みがうかぶ。
雨の一日、時代小説を読む。BGMはバッハでした。

タラの木に実
がなってきました。ど鳩の好物で常連がきます。