善光寺

alpenflora2014-01-18

天気予報では今晩雪。あまり積もらないことをいのっています。

先日諏訪大社だけではご利益がたりないからと善光寺にお参りに。途中で車をおいて電車で長野へ。久しぶりのボックスシートで旅気分、駅から歩いていくと車では見られないお店や小路があってとてもいい散歩道。境内でけむりが立ち上っているので何かと思ったら昨年のダルマやお札をもやしているのです。地元の大勢のこどもたちが火にダルマをなげこんで歓声をあげていました。たなびく煙で頭をさすってみました、すこしは毛がふえるのではないかと思って。本堂ではナンマンダといいながらお坊さんが頭に袋みたいなものをかぶせる儀式があって前に並んだおやじがハゲアタマだったのでこいつは、けがねいでよかった、ナンマンダブツとぶつぶついってきました。なんと失礼なこといっているのですか、新年早々ごめんください、いやごめんなさい。帰路、あれ、T子さんじゃないの、というのでお店をのぞいたらなんと知り合いのTさん、Iさん夫妻がつれだってお参りにきていたのです。いいところで、いい人に出会ったものです。お茶しましょう、というので門前の旧本陣藤屋旅館へ。和室をそのまま喫茶室にしたトロトロな雰囲気、ちょっと待ったレトロじゃないのかい、まあ、こまかいことはぬきにしてセレブにふさわしいテイータイムでした。楽しい、ローバの休日のようでした。 あれ切符がないわ、ばか、かば、たぬき、どこにしまったんだ。 下車駅で大騒ぎ、改札でバックやらポケットやらさがしてもみつからず誰もいなくなったところで若い駅員さんがでてきて、いいですよどうぞこちらから、といって外にだしてくれました。いいなあー、ローカル線は、きっと田舎のおばあさんでも思い出したのでしょう。ほのぼのとしたいい1日ではありました。

冬空にけむりたなびく善光寺