360度の眺望

塩尻市の霧訪山にのぼる。
前日急に思いついて、そうだアルプスを見に行こう。歯の治療をしてからでかけたので登山としては異例の11時出発。普通は頂上で食べるのに
登る前に登山口で昼食。熊注意の大看板をみて熊鈴をまずならす。歩くごとにちりんちりんと昔のアイスキャンデー売りをおもいだす。
連れは、1度は熊に会ってみたいわ、などとのーてんきなこといっているうちに頂上に。約一時間半。八ヶ岳南アルプス、御岳、乗鞍、北アルプスは常念がみえて槍、穂高は雲の下、我慢して待っていると槍の穂がみえてくる。車山の並びに南の耳がみえてあのむこうが我が家だ、と実感。
日本の中心、分水嶺と書いてある。記念写真をと思ったら、あ、フイルムがはいってない、と妻が騒ぐ。同行のI氏夫妻がデジカメってフイルムはないよね。昨日パソコンからメデイアをとりだすのをわすれていました。1300Mと以外に低い(我が家は1500M)のにかねて聞いていたようにながめのすばらしい山で途中何組か下山組にあいました。 この山のある小野はかって伊那街道の宿場としてさかえたところで南の塩の終点という表示のある石がたっています。ところどころに往時をしのぶ豪壮な家が残っています。中仙道も当初は塩尻峠をこえず小野峠、牛首峠をこえて木曾にでたのです。いろいろな歴史があっていい街です。 小野にいって霧訪山(きりとうやま)にのぼろう。帰りは片倉館で温泉につかる。  夜のニュースが小谷村で中学生が朝登校途中熊におそわれ大怪我をしたと報じていました。
山にどんぐり等のえさがすくないそうでこの秋は熊の出没が多い。

熊もまた生きるためにと里にでる。