クレマチス

alpenflora2013-06-26

涼しい高原で夏を過ごしませんか。
富士山が世界遺産に登録されました。その名も長野県富士見町からは南アルプス八ヶ岳の間に見る富士が絶景なのです。中央道諏訪南インターからわが町に向かうとよくながめられるのです。この夏は混雑必須ですから遠くで眺めて信州ですごすのが得策なのです。なんて手前みそな発言なのでしょう。庭でクレマチスが咲いています。大輪系は育ちにくいので小輪のモンタナそのた数種があるのですがきれいなので見学にきたおばさんが私に一枝くれまちすなんていわれて困ってしまいました。雨で庭仕事ができないのでキャンバスに向かいました。かっこいい、まってました、だいとうりょう、そんな影の声におされて槍ヶ岳を描いたのです。以前青木村保福寺峠からスケッチしたのです。明治初期にアメリカ人宣教師ウェストンが上田からかごでこの峠をこえて松本にむかったのですがすばらしい眺めを絶賛したのでした。ウェストン絶賛の地という石が立っています。槍ヶ岳と乗鞍が目の前にひらけるのです。万葉集の句碑あります。信州からの徴兵が防人として大宰府に赴くとき妻をしのんで読んだ一句なのです。古代東山道なのです。話がそれてしまいましたが肝心の槍ヶ岳いまひとつのできなのでぬりなおして再チャレンジします。誰ですか、これがほんとの恥の上塗りなんていっているのは。クレマチスの写真が不出来なので最短で咲いた月下美人のしゃしんです。

古(いにしえ)の防人(さきもり)もみた遠い山