花恋し

快晴無風、暖かい日となりました。信州でも南から花の便りが

くるようになりました。フクジュソウが陽だまりでさいて梅の花がほころびはじめたようです。当地はまだ雪にかこまれていますが三寒四温で春が近づいてきました。花はそれぞれ香りをもっていてそのなかでも梅の花の香りはとてもふくいくとして春を思いおこさせるのです。東風(こち)ふかばにおい起こせよ梅の花、と菅原道真が詠んだように古来から愛される香りと花でした。(すみません、隠そうと思っていたキョウヨウがついでてしまいました) 花見も桜より梅が先輩だったのです。盆栽にこって梅の種類をいくつか育てたのですが山にもってきたらぜんぶかれてしまいました。寒すぎたのです。中で一番好きだったのは紅白に咲き分ける、思いのまま、でした。ほかに紅千鳥、道しるべ、白加賀、などがありました。そうそう湯島天神の梅は歌にもなっているように有名で青春のあの日を思い出して胸があつくなるのです。(胸やけではありません。)ほかの花の香については後日に。

 

不肖私が作詞して在京のYHさんが作曲してくれた曲があるので歌います。♫

(勝手にどうぞですか、ハイ)

 

 (一)信濃の山をさくらの花が桃色に染めるとき

    春がきました二人にも

    いくつも峠をこえてきて あなたを信じてついていきますどこまでも

    泣いて一生、笑って一生、明日の夜明けをまちましょう。

 

(二)信濃の里に雪解け水が とうとうと流れきて

    春がきました二人にも

    涙の川を越えてきて あなたを愛してついていきますいつまでも

    泣いて一生、笑って一生、明日の夜明けを待ちましょう