雨境峠(分水嶺)

alpenflora2010-09-27

どうして古代人はここが分水嶺とわかったのでしょうか、まさにこの峠で日本海と太平洋に水がわかれるのです。律令制ができる以前から都から東国への幹線道路であった古代東山道がこの峠をこえていたのです。日曜日、晴れた空をみていたら急に蓼科山の麓をあるいてみたくなり、おそるおそる、お弁当がほしいな、といって作ってもらい出発、天気予報は晴れ、夜は雨。御泉水自然園へ、蓼科山の伏流水が作る湿地帯、予想に反して駐車場にはほとんど車なし、ゴンドラリフトで下からくる人が多いのではないかと思ったが中もがらがらでした。連休あけで紅葉にはまだ早いのです。それでも木道では何人か出合いました。道をへだてて蓼仙滝へ、ミズナラ、ブナの林を下る、どんぐりがたくさん落ちているのをみて熊の出没を警戒、ここでは下りものぼりも誰にも遭遇せずこんな良い空気を一人で独占してもいいのですか、夢の平で槍、穂高、美ヶ原を遠望しながら弁当、スケッチをしていたら草のなかからおばさん二人出現、アキノキリンソウ、ゴマナ、シダ等をかかえてでてくる。いけませんね、山の花を採っては、声をかけようと思ったら逃げるようにとんずらしてしまいました。蓼科山すそトレッキングを満喫しました。
秋雨前線の影響か雨が続き寒くなってきました、
まだ冬のことを全然かんがえていなかったのにスキーの予約をいただきました。年末と2月連休です。ありがたいことです。いそいで冬の予約台帳を作成したのです。  紅葉とスキーの予約をお待ちしていますよ。

東国と西国結ぶ峠道。