御岳山の噴火から10年

御岳山が噴火したそうだけどお宅は大丈夫かしら?京都での結婚式の帰路に中央道駒ケ根付近を通過中に埼玉の親類から電話でお知らせがきた。信州はどこでも近くだと思っている方なのです。当方は運転中はラヂオも音楽も聞かないのでおどろきました。あれから10年になるのです。多くの犠牲者がでて不明者もいまだ6名おります。60年前?にのぼりました。御岳教の聖地で当時は白装束で六根清浄と唱えながら講を組んでお参りをする方がおおくて単なる登山にきたものは小屋では場違いのかんじでした。登山道も整備されていたいたるところに仏像がたっているのです。神仏混合というのでしょか。頂上には立派なお宮がありました。3000Mを越える山で独立峰の姿は日本のキリマンジェロと称したかたがいました。あの山が怒り狂うとは想像だにもしませんでした。自然の力はおそろしいものです。先般木曽から眺めた御岳山は静かなたたずまいの優美なすがたでした。亡くなられた方のご冥福をいのります。

能登半島の水害は1000年に一度ぐらいの豪雨だそうです。想像を絶する雨量が集中して大災害になったようです。年初の地震からの復興がいまだの時にまったくお気の毒というほかことばがありません。近ければ駆けつけてお手伝いしたい気持ちです。がんばれ、といわれてももう頑張れません、といった被災者のことばに目頭があつくなりました。でももう一度がんばりましょう。こころより応援いたします。

立ちすくむ姿に涙あふれでる。