御嶽山噴火

庭のあちらこちらで紫のコルチカムがさきはじめました。過日は痛風の特効薬といわれましたが毒性があって副作用が出るのでつかわれません。別名イヌサフランともよばれて球根は水も肥料もなくてさきます。

 

9年前の今日、御岳山が噴火して多数の犠牲者がでました。この日はよくおぼえているのです。前日京都での結婚式に出席して帰路駒ケ根付近を通行中に親類から電話が入り、御岳山が噴火したがお宅は大丈夫か?という知らせにおどろいたのです。長野で災害、事件があると連絡をくれる人で、かなり方向おんちのかたなのです。いまだ5名の方が行方不明になっています。御岳山は50年ほど前に登りましたが普通の登山と違うと思ったのは杖や白装束のかたがいて六根清浄と唱えながらのぼるかなり信仰色が強い山でした。登山道には神仏混合的な仏像が要所にありました。また泊まった山小屋も宗教色が強いイメージでした。信仰の山なのです。御岳教は明治期に神道13派として公式に認められた宗教だそうです。詳しく知りたい方は御岳教できいてください。亡くなられた方のご冥福を祈るとともに不明の方が見つかることを祈ります。ちなみにこの日を長野県では山岳防災の日とするそうです。