暑中お見舞い申し上げます。連日の猛暑報道を涼風を浴びながら？聞いています。涼しくてすみません。
峠がすきです。山の上、下と書いてまさにそのとうりで超えると他の地域に出る。上ってきた道をふりかえり、これから行く道を望む、反省と希望がいりまじった気分で人生のようでもある。ところで保福寺峠が青木村と松本市（旧四賀村）にある。古代東山道という西国から東国に通じる官道がある道である。イギリス人宣教師が明治に籠で超えて北アルプスを絶賛した碑がたっている。また九州大宰府に徴用された防人を送る妻の歌碑がある。槍ヶ岳。乗鞍をのぞむ地で時を忘れてスケッチをしたことがある。その時ついでの買い物をわすれて奥方にしかられました。道路が発達して何気なく通過してしまうのですが峠にくるとかならずとまるようにしています。大雨も峠を越えた、とか暑さも峠を越えたなどとよくつかわれますがきょうは峠についてかんがえたのでした。古代人になって保福寺峠にいってみませんか。ごあんないします。
暑い日が続くので高原の花は絶好調です。庭の山の花はノリウツギ、オカトラノオ、ヤナギランがさいています。
カッコウの美声ですすむ朝の食。
