諏訪大社のとなりに法華寺というお寺があります。知る人ぞしる、知らない人は知らない、という名刹なのですが諏訪大社にきてもあまり立ち寄るひとがいません。信州征伐の時このお寺での評定で織田信長が明智光秀を罵倒して足蹴にしたといいつたえられています。ここの本堂(焼失して再建)での話で、どうもほんどうらしいのです。 それはそれで実はここに悲運の若き方が眠っているのです。吉良義周(ヨシマサ)です。あの吉良上野介の孫にして養子で赤穂浪士の討ち入りの時に重傷を負って、しかも働き不十分とのことで囚人籠で諏訪に護送されたのです。そして21歳の若さでなくなりました。自然石の小さな墓がたてられました。近年吉良町(愛知県西尾市)からの顕彰碑がたてられています。雪をかき分けてお参りしてきました。のちに芝居等で快挙、美談となっている忠臣蔵のかげでこんな理不尽な扱いを受けて山中に眠る義周さんのご冥福をいのり手をあわせたのでした。
本業にもどります。県北では大雪警報がでています。当地もこれから明日にかけてかなりの積雪がありそうです。まんえん防止がでて不要不急の外出は控えてくださいという要請の中、お出かけください、というお願いもどうかとおもうのですが例年になく雪質もよいのですがキャンセル続出で天をあおいでいるのです。お上から支援金が出るというので申請してきました。ありがたくて鼻水がでてきました。スキー場も団体が激減してゲレンデも例年になく空いています。こんな状況でもご予約いただいた方もいて感謝しています。
そういえば節分をわすれていました。いつのころからか恵方巻なるものが出現していますが毎年食べるのをわすれているのです。鬼でもなんでも来るものはコマまずです。矢でも鉄砲でも来いてーんだ、まあまあ、おじさん、そんなにやけにならないでね( ´艸`)。 昼時に2月4日は、平清盛之の命日だそうだよ、とおかみにいったらこの頃やけに耳が遠くなったようで、あなた、大盛はむりでしょう、という答えがかえってきました。ああ、年はとりたくないものです。