早いもので8月もあとわずかです。大阪のTさんがファゴットの独奏を披露してくれました。21回つづいた星空コンサートがコロナの影響で中止となりましたがTさんの演奏を聴くことができてとても感激したのです。Tさん、学生、院生時代もふくめて8年連続きていただきました。ありがとうございます。
ファゴットに心も弾む夏のよる。
この夏はほんとうにお客様がすくなくて意識しなくても密はさけられたのです。でもそれぞれ花火、演奏、流星と楽しんでいただけました。晴天に恵まれたのもさいわいでした。8月に絵をかいたり庭の手入れをしたことはあまり経験がありません。
久しぶりに落語のCDもたのしみました。好きなのは、千早ぶる、です。知らないというのが死んでもいやだ、という大家さんの話です。知らないのに知っているふりをする、より知っているのに知らないふりをするほうが世の中には受けがいいようですが落語の世界では知ったかぶりをおもしろおかしくはなすのです。ご存じでないかたは落語をきいてください。 千早ぶる神代もしらで龍田川からくれないに水くくるとは。百人一首でおなじみの業平さんも句です。子供のころおばあさんに聞いてもらってこずかいをいただいたおぼえがあります。
私も負けずに一句。 ちはやぶる神も仏もあるものかお客こなくてくびくくるとは。