今朝長野県に大雨警報がでて緊張しましたがあまり降らずにほっとしました。南信州は大雨で大変でしたが当地はもともと少雨地帯で雨がすくないのです。それにしても連日の雨で各地で被害がでてコロナの話題が隅にいってしまいました。九州の豪雨は想像以上で球磨川、筑後川が氾濫して温泉旅館が水につかる被害が続出、コロナ休業からようやく再開したところで老舗の女将が呆然としてなすすべがない様子には小なりとはいえ同業の身としては思わず涙がでてしまいました。近ければかたずけのお手伝いにはせ参じたいところですが気持ちだけでご容赦ください。どうかもうひと踏ん張りがんばってください。数十年に一度といわれていますが近年、各地の大雨は常態化しているようでもう堤防のかさ上げでは間に合わず水の来ないところに移転する必要がある、と評論家の先生がいっていました。長年住み慣れたところを離れるのは断腸の思いでしょうが、がけ下や水辺に居住することはあきらめる時代になってきたようです。高齢化、人口減少の時代になって行政の治山治水にも限界がでてくるのでしょうか。
裏山にふった雨がスキー場の斜面をくだってすごい勢いで大笹川にそそいでいました。幸い我が家の駐車場はみずたまりもできないで雨もさけてとうりました。水もお金もたまらい所だとつくずく思った次第です。水害で犠牲になられた方のご冥福をいのるとともに早期の復興にエールを送ります。 がんばろう九州。
七夕の朝は無情の涙雨
