３月になったと思ったらもう一週間たってしまいました。４日の夜半には２０センチほどの積雪がありました。今日も朝から雪がふっています。山では春の訪れははまだまだです。部屋に雛人形が登場しました。３日はひなまつりだったのです。ケースにはいったふたつの雛人形をタンスのうえに飾ってチラシ寿司を食べるのが我が家の定番桃の節句なのです。お節句にはいつも子供のころお世話になった親類の家を思い出します。旧家のその家は一部屋ぜんぶ雛人形をかざりました。夜、手洗いにいくのにその部屋の前を行くのがとても怖かったのですがそっと障子をあけてぼんぼりのあかりにうかぶ人形を眺めた記憶があります。お雛さまというのはどうしてあんなに品の良いやさしい顔なのかといつももの悲しい気になりました。いまとなっては誰と比較してなどとはあえていえませんが。 今日は豊橋から遠来のお客様Ｎ氏一行が夜半に見えます。雪がやむといいのですが。
ぼんぼりのあかりにほほえむお雛様。 愛知県の加藤ファミリーがかまくらをつくってくれました。
