紺碧の空のもとビーナスラインで美ヶ原高原へ、いつ行っても360度の眺望には飽きることがありません。今回はスケッチが目的で 美しの塔 を描きました。
眼前の風景にしばらくは世界の天井が抜けたかと思う。という 尾崎喜八の碑文がきざまれています。八ヶ岳をバックに牛がのどかに草をはむ風景に心が満たされました。詩人は表現が豊かです。 宿のおやじは二階の客室で少年たちが騒ぐので、天井が抜けるのではないかと心配するのです。
そろそろ紅葉がはじまり今山ぶどうの葉がいろずいてよく見ると実がいっぱいなっています。あまり高いところなので落下するのをまちます。これから信州の高原は晴天がつづいてさわやかなきせつとなります。今朝は10度、朝晩は寒く庭のはちうえの植物の冬準備も考える季節になりました。ぼーとしてはいられません。
高原にいらしてください。いい空気をごちそうします。 え、空気だけですか?
安心してください、おいしい料理もご用意しますよ。