稲刈り

連休空室あります。信州の高原ではセピア色の秋がはじまります。16日はハイキングの団体様で満室です。スキーのご予約も受け付けております。年末年始はお早めにご予約ください。

28日に稲刈りのお手伝いにいきました。昨年生まれてはじめて田植えと稲刈りデビューをしたのです。標高1000M弱の高地ではいくら温暖化といってもおそらくもっとも高地での耕作になるのでしょうか。長靴、腰てぬぐいといった臨戦態勢で出動、すでにおっさんが機械で刈り取った稲を、はぜかけ、といって乾燥用の横棒につるす作業をしたのです。大きな田ではコンバインで機械乾燥をするそうですがはぜかけ米はとてもおいしいそうです。昨秋はどろ田のなかの作業で苦戦したのですが今年は高原のさわやかな風をうけて快適でした。あぜ道で農スタッフとお茶したのは最高の気分でした。じいさん、ばあさん、両親も東京生まれで田舎のいの字(いぼじではありません)も知らない江戸っ子のはしくれに育った私が農業の手伝いをしているのをみたらご先祖様は草葉の陰か空の上から、白い三角のバンダナをして、なんだあのへっぴり腰は、といって大笑いしていることでしょう。米つくりの大変さを実感しながら食べた夕ご飯はとても味わい深くおいしいものでした。

実るほど頭をたれる稲穂かな、 とてもいい句ですね。

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