続、みちのく一人旅

alpenflora2011-04-08

強風がふいています。この風がやむと雨がふりだしそうです。庭の雪を溶かす雨であってほしいのです。雨がふるとどうしても大気中の放射能が地表におちてくるそうです。福島原発問題の解決を急ぎたいものです。
新庄から列車で南下して、(いきなり追想のみちのく一人旅のつづきです)大石田へ、ローカル線にのりかえて尾花沢へ、今日でお役ごめんです、というようなガタピシバスに乗ること2時間、銀山温泉へ、後にテレビドラマおしん、の舞台になったところです。知り合いの遠い親戚、いってみれば、ただの他人という商人宿、下が野菜、雑貨なんでも売っている、いまでいえばコンビニみたいな家で2階が雑魚寝のやど。行商の寅さんみたいなおじさんが帯止めやら、ステテコのゴム等をカバンにいれていたり、リーゼントヘヤーのおにいさんがネクタイ、ベルトを袋からだしたりしているのです。毎夜コップ酒を飲みながら、若いときの苦労は買ってでもしろ、とか、人生山あり川ありだ、思い込んだら命がけ、等と教訓をきかされたのですがどうみても今後の人生の参考にしたい顔ぶれではありませんでした。お掃除の合間をぬって銀山の廃鉱を探索、奥へ奥へとあやうく迷子になりそうでした。川の両側に木造3階の宿がならび夜になるとどこからか三味線のおとがきこえてかってのにぎやかさが偲ばれる山峡の温泉でした。上山温泉から蔵王へ、坊平へバンガローをかりる。周りをクマザサにかこまれて、管理人のおじさんに熊に注意しろ、とおどかされて、ぐっすりと眠れぬ夜をすごす?。南蔵王を縦走する。まだエコーラインという道路ができていなっかたのです。途中芝草平で地元の看護婦さん3人組と昼食、いただいたおいしいおにぎりの味がわすれられないのです。白石にでて東北線で一路仕事と勉強がまっている東京へ。みちのくはどこへいっても親切で人情があふれていました。何年前の話?などとこまかい詮索はしないでください。続々編はまた後日に。 がんばれ東北。

パンジー花言葉に、物思い、というのがあります。なにか考え事でもしているような花の表情です。