御柱祭り

alpenflora2010-04-05

御柱(おんばしら)祭りは七年に一度、寅、申の年に行われる諏訪大社のお祭りで今年がその年にあたる。一口に諏訪大社といっても四つのお宮からなり、その各々に4本の柱をたてる。上社(本宮、前宮)下社(春宮、秋宮)とあってはじめは上社8本が3日間で八ヶ岳のふもとからすべて人力で山を下り川をわたる。御柱屋敷というところにおかれて5月の里引きをへてお宮に建てられる。山からだす最終日、後七年後まで見られないとあって午後からでかけることに。最後の柱は夕刻とあって、観光客はすでに少なく、ほとんど地元の人らしく、それでもすごい人で最後は夜祭の雰囲気に。ものすごく寒くてふるえながらの見学でも次々に宮川に飛び込む姿を見ているうちに熱い血が体をめぐってくる。こんな近くでみたのは初めて。かってこの大木を人力で引くシンプルな祭りを見た岡本太郎氏は、これは縄文だ、とさけんだそうです。記録絵巻に残るだけで1200年の歴史があるのです。有名な急坂を下る木おとし、は来週の下社のお祭りです。けっこう長いお祭りなのです。お祭り好きですがどちらかというと、見るあほう、の方です。