日本旅行日記

alpenflora2009-07-20

アーネストサトウという英国公使館の通訳兼日本語書記官で後に英国公使になった人が明治時代に日本旅行記を執筆している。その中で中山道を旅してわが街の和田宿のくだりがある。 宿泊した宿と和田宿の間に湿地帯が何箇所かあり、そこにたくさんの美しいガンビ、グロソコミアそれに、白いランがみられた。 そこでグロソコミアがいかなる植物かわからず園芸百科事典にも記載がないので気にかかっていたが昨日どうも解決したようだ。愛知県からみえた植栽研究家の石関さんがもしかしたらクロコスミアではないか、というわけで辞典をみたらでていました。アヤメ科で湿地にさくところが一致しました。日本名でヒオーギといっている類のものです。
長年頭でもやもやしていたものがとれました。石関さんありがとうございました。
限りなくヒオーギに近い種類。

8月11日 第11回星空コンサート 京都市立芸大ファゴット一族