紫雲のこと

昨日、佐久平で不思議な雲をみました。光線の加減かゆうぐれに紫と赤が混じったようななんといえない幻想的な雲でした。そこで時宗の開祖,一遍上人がいった言葉を思いうかべました。 どうして和尚様が念仏をとなえると紫の雲がでるのですか、?一遍こたえていわく
紫雲のことは紫雲に問え。有名な言葉で前段は、花のことは花に問え、とあります。きっと昨日みた雲のことだろうと思いました。自分の力ではない自然現象だと一遍はいいたかったのです。
はじめて念仏に踊りを取り入れたのは実は信州佐久だったのです。踊り念仏は無形文化財になっていて毎年4月に佐久の西芳寺でおこなわれます。見に行きました。 朝日ビジュアルシリーズ、仏教新発見13の表紙の写真が踊り念仏です。
数少ない時宗のお寺で藤沢の清浄光寺、通称遊行寺が有名です。 あれ、なんで今日は仏教の話になってしまったのでしょうか。