花のことは花にきけ

alpenflora2006-04-08

季節はずれといっていいのかよくあることといっていいのか、朝からちらついた雪がだんだん強くなり一時は横なぐりの吹雪でどうなることかとおもいました。次第にみぞれとなり午後にはやみました。桜のたよりがここえてくるというのに山はまだ雪におおわれています。雪解けの湿地にザゼンソウがでてきました。なるほど僧が座禅をくんでいるようにみえます。
先日,佐久市跡部に踊り念仏を見学にいきました。国の重要無形文化財に指定されています。西方寺の本堂にやぐらをくんで鉦と太鼓で踊りながら念仏をとなえます。700年まえに一遍上人がはじめたのが起源とか。そのとき花びらが舞い、紫色の雲がでたのを問われた上人が(紫雲のことは紫雲に問え、花のことは花に問え)と有名な言葉をのこしました。
テレビでサハラの現住民族の踊りをやっていましたが、スッテプのふみかたや、リズムがどこかにています。どこにいっても踊りや歌はなにか人をひきつけるものがあるようです。