ライン河

alpenflora2008-10-24

雨風が朝からつづいて紅葉の木々の葉がどんどん落ちてくる。低気圧が通過しているらしい。こんな日はじっくりたまった帳簿調べでもしようか、ところがこれが滅法苦手、鬱々としてくる。地元紙に以前精神科の先生が書いておられたが昭和30年代頃まではうつ病という言葉はあまり使われず、患者に説明をしたそうですが近頃は患者自ら、私うつなんです、といって診察にこられる方が多くなっているそうです。ほんとうによく聞く言葉になりました。世の中憂鬱になる材料が増えているのか、マイナス思考の人がおおくなっているのか、打たれ強くなくなっているのか。なんで、うつ、の話になったかというとシューマンの(交響曲3番、ライン)をきいていたのです。この人、精神を病んでラインに身を投じたのです。この曲からは微塵もそんな感じがしないのですが。ピアニストをめざしていたのが練習のしすぎで指を損傷して指揮者、作曲家に転進したしたそうで何事にも集中してとりくんだ人だったようです。でもいい曲をたくさん残してくれました。
アバウトでのーてんきな私のような者はなかなかうつになれそうもありません。あした天気になーれ、 明日はあしたの風がふくのです。 ライン河、昔行きました、あの滔々とした流れが目に浮かんできました。誰も聞いていないからローレライでも歌おうかな。

10月18日 ながわ山楽会 蓼科、天祥寺原ウオーク(参加16名)