おふくろさん

おふくろさんの歌を森進一がうたえなくなる。カミさんにきいたときなにをいっているのか最初は意味がわからなっかったが、つまり作詞家に無断で歌詞をかえたのがいけないらしい。先生の怒るのも無理もないが(おふくろさん)はすでに森の歌として定着しているから歌わしてあげたら。どうもこれが一般的な意見らしい。ふと見たテレビに玄関先おかれた手土産がめについた。虎屋の羊羹、これがうまい。これこそ羊羹だ。 森進一と森まさこは夫婦だったんだってね、といまごろいっているおじさんだから当然おふくろさんの歌詞も良く知らない。ジョウシキがないといわれるのもくやしいので歌詞をみた。いい歌詞です。著作権というものは尊重しなければいけません。フアンのためにも早く仲直りしてください。
ついでながらおふくろ、わがたらちねの母からは(世の中の杖になれよ)などと言う教訓はきいたことがない。幼少にして父親を亡くし家が没落し神戸に奉公にでた母は結婚して10人の子をそだて義母をみとりどれほどの苦労をしたことだろう。母は寡黙な人で苦労話や自慢話を聞いたことがない。(そのわりに息子はなにかとうるさいぞ。)もっといろいろ話をきいておけばよかった。たどたどしい文字で書いた一通の手紙をもらったことがある。 この世にだしてくれ、すばらしい人生をくれたおふくろさん、ほんとうにありがとう。親孝行したいときには親はなし。

ひとしずくおとす涙に春の風。