高見石にのぼる。

alpenflora2006-10-19

全国国道最高地点、国道299号麦草峠に10時到着。東京からのお客様を茅野駅から案内。
みずなら、からまつの黄色にところどころやまもみじが赤く彩るおなじみの信州のセピア色の秋の風景のなかをつずらおりにのぼる。この国道冬季間は閉鎖になる。平均年齢○○才なのでゆっくり歩くことにする。
麦草峠よりシラビソのかおりをいっぱいにすいこんで登ること40分丸山につく。ややくだり平坦な道をしばらく行くと高見石。その名のように巨石をつみあげたような山頂。正面に浅間山の勇姿が望める。原生林のなかの湖といわれる白駒池へくだる。原生林のなかの湖はいつみてもすばらしい。三脚をそなえ写真をとるグループがきていました。なにやら忙しそうなおじさん、おばさんたちでした。
 私はどこえいってもぼーと眺めるほうがすきです。 
白駒池から国道にそって歩く道は一押し、春には石楠花がたくさん咲きます。大きな声ではいえませんが下をみて歩くと黒曜石がいっぱい落ちています。 なにをかくそう麦草峠は黒曜石の産地なのです。

秋の山古代ロマンの黒い石