旧中仙道、鳥居峠を歩いてきました。奈良井宿に車をとめて旧道を古の旅人になった気分で歩きました。わらじでもはけばもっと気分がでたかもしれませんが。とにかく昔の旅はたいへんだったことを実感しました。葬沢という怖いなまえの沢があります。木曾義仲の軍勢が武田勝頼の軍を破り、500人を葬ったのでそのながついたのです。
途中ラショウモンカズラの群落があって紫の花がとてもきれいでした。峠からは御岳山がよくみえます。栃の木の巨木がつづいて村の天然記念物になっています。栃の木はマロニエのなかまです。巨木というのはなにか心うたれるものがあります。くだりには、タニウツギ、やまあじさいの白いはなが谷筋に静かにさいていました。
春の旅巨木を前に頭たれ。
