明けの海

お客様の送迎で茅野駅まで行き、ついでに諏訪湖の湖岸をまわりました。諏訪湖には冬の風物詩というのでしょうか、御神渡り(おみわたり)という現象があります。湖の氷が凍結して盛り上がり筋状にせりあがるのです。諏訪大社上社の神様が下社の神様に会いに行く恋の道というロマンチックな言い伝えがある自然現象で室町時代600年ぐらい前からの記録が残っているそうです。八剣神社という神社の宮司さんが認定すると御神渡り出現となるそうですがこの冬は湖の全面結氷がすくなくて出現断念となりました。これを、明けの海、というのです。温暖化の一現象でしょうか。節分前にマイナス15度が数日つづき湖上にゆきがつもらない等の条件が整わないとしゅつげんできないのですが今年も見られないで残念です。

政治の世界では高官が不規則発言で更迭されました。○○は隣に住んでいるのも嫌だとか、次元の低い差別はつげんでオフレコのはずであったのがあまりのひどい発言なので公になってしまったようです。 友達は選べるけれど隣人は選べない、ということばがきいたことがるけれど、とにかく隣人とは仲良くしたいものです。親切とおせっかいの区別がつかない傾向あるわが夫婦も心して過ごしたいものです。

諏訪の湖(うみ)デートかなわず神嘆く。