冬来る

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高原に本格的な冬がやってきました。今朝はマイナス7度、またまたあたらしいタイプのコロナなが南アフリカで発生して感染がひろがっているようです。暗いニュースで身も心も凍り付いて顔が角ばってしまいました?。毎朝起床と同時に新聞を見るのですが昨日はスポーツ欄をみて凍り付いたハートが一気に解凍しました。先にごめんなさいをいいます、ジャイアンツ、タイガース、オリックスソフトバンクフアンのみなさんに。そうです、スワローズがシリーズ優勝したのです。内緒にしておけばよかったのですが私隠れスワローズなのです。最下位からの快挙、おもわず雪原をスキップしたのでした。

ところで11月は高原では一年で一番暇な時節なのです。そして個人的にはもっともつらい悲しい思い出が凝縮した月でもあるのです。一度目はお百度参りのまねをして田園の小さなお宮に素足で何度もおまいりをしたり日の出をおがんだりしてどうしても救いたい命がありました。二度目はお寺におまいりしてお宮で神さまに手を合わせて、空にむかって知っている讃美歌を歌いまくりました。こんなに涙がでるのかとおもうくらい泣きました。思うのですがあのつらい悲しい出来事があって今の幸せがあるのだということを、そしていつも神様はみまもっていてくれるということを。

著名な作家で僧侶でもあった女性がなくなりました。公演があると超満員で説法はとても人気があったそうです。瀬戸内寂聴さん、ご冥福をいのります。子供を置いて出奔して何度も恋愛をして恋に生き、愛に生きた半生から仏門にはいり仏の道を説き、反戦を訴えてその生き方は多くの女性の共感をえたようです。

一つの生き方として立派だとはおもいます。しかしすべてではないとおもうのです。周りの人の生きかたをたいせつにして家族や子供の健康と成長をみまもり凡々とした日常に幸せを見出している多くの方もいることはたしかなのです。

人生いろいろ、悲しい別れもあれば、楽しい出会いもある、こころ楽しく生きましょう。