ああ、成人式

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成人式おめでとうございます。1月12日、本来なら盛大に行うはずがコロナ対策で中止になったり縮小されたりオンラインですましたりと残念な年になりましたがこれからの日本を背負って立つみなさん重いけれどがんばってください。でも振袖のあでやかな姿は毎年見てもすてきです世界でも注目されているそうです。

浅間山若人まもり凛とたつ。

 

成人式の起源は昭和21年(残念ながらおじさんすでに生まれていました)埼玉県の蕨市で行われた青年祭というのがはじまりだそうです。はじめは15日でした。ちなみに盛大に行うのは日本だけのようです。サウジでは15歳だそうです。ところでおじさんは成人式を知らなくて、当時ひとり住まいをしていた下宿から外をながめていたら知り合いの同級生のオネイサンが振り袖姿もいたにつかない歩き方で路上にあらわれたので、どうかしたの?と声をかけたら、あら、今日は成人式よ、知らないの、といわれました。まったくしりませんでした。俺はもうとっくに成人してらー、などと粋がっていたわけではないのですが家族も職場もまったくボクの成人式に関心がなかったのです。おもえばいい時代?でした。朝から晩まで(労働と勉学に、おやじ、なにをかっこつけてるですか、)一日がんばって休日は爆睡ときめていたのです。第一あの講堂でえらいおじさんの訳のわからない挨拶を想像するだけでつかれてしまうのです。 おまえみたいなヘソまがり、は山の奥でもいっちまえ、はい、お父様そうします、というわけで山の奥での生活がはじまったのでした。ジャン。

 

雪原に鹿の足跡てんてんと。

 

さらさらのパウダースノー、快晴無風、雪をかぶった八ヶ岳浅間山は絶景です。かってないほどの少ない人出、スキー場閉鎖で音楽もなく、まったく静かな高原なのです。近隣のスキー場は営業しているのでおでかけください。