残暑お見舞い申し上げます。

台風が去ると高原は夜間とてもすずしくなりました。夏休み多くの方にきていただきありがとうございました。

この夏の暑さで皆様だいぶおつかれのようですね。お体ご自愛ください。

9日に21回の星空コンサート?が無事かいさいできました。なんと11回は室内でという天候にめぐまれた?コンサートなのです。ラデツツキー行進曲には手拍子にのって終了を惜しみました。年のせいか感動に胸があつくなったのでした。京都市立芸大のみなさまほんとうにありがとうございました。

ファゴットの音色にまどろむ夏の夜。

8月は謙虚に過去の反省をする月なのですが多忙でまたたくまにすぎてしまいました。

1945年8月6日に広島、8日に長崎と原爆が投下され15日終戦をむかえたのでした。太平洋戦争では内外で300万人の犠牲者がでたと記録されています。 合掌  焼夷弾が我が家を直撃、猛火の中を逃げ惑った記憶がかすかに残る、戦争の記憶が残る最後の世代として今は亡き両親や兄たちから聞いた逃避行と飢餓生活の記録を読み返し平和の大切さを胸にきざんでいます。

泣き叫ぶ幼子さとす母の愛

 国破れて山河あり、という詩が好きですが現状はいかがなものでしょうか。山間部では過疎化がすすみ人口流失、遊休農地がふえて鹿やイノシシといった動物天国になっています。緑の中にいたるところ太陽光発電のパネルが光っているのです。当地は標高も高くまだ緑ゆたかな環境をたもっているのですが。

愛好家の方には先にあやまっておきますが個人的な危惧として最近ペットをつれての山歩きが多くみられるのです、それと山をかける方が多くいて植物や山道がいためつけられているのが心配なのです。ゆっくり周囲の山をながめ花をたのしみながら歩くのを日常としているおじさんはもう時代遅れのでしょうか。

蓼科と浅間にまもられ夏の朝

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