コブ太郎

alpenflora2014-09-14

高原はすっかり秋の気配になってきました。今朝は8度、体内センサーが正常に機能していないのでまだ夏服で庭をうろうろしていたら体がところどころ痛くなってきました。そうだ実は寒かったのだ、と気がついたのでトレーナーを着たのでした。
浅間山蓼科山の稜線がくっきりとみえて無性に山に登りたくなりました。

佐久の名峰、茂来山(もらいさん)1718M、に向かって一路141号線を走る。佐久穂町町役場で行程のアドバイスを受けて登山道へ。何故、茂来山かというと山の姿がいいこと、森の巨人たち100選、に入るトチノキの巨木があることから以前から気になっていたのです。30分ほど歩いて巨木に出会いました。コブ太郎となずけられたトチの大木でその木肌にふれてパワーをもらってきました。また30分歩くと、大王トチノキ、という巨木があるのです。そのほかいたるところにトチ、ブナの自然林が登山道に沿ってあり渓流は苔むして、とてもすがすがしい気分になったのです。頂上からは八ヶ岳浅間山荒船山が一望できてもう一度登りたい山なのです。山頂までは約2時間、浩宮様登山記念、昭和57年、という石が建っていました。
あまり食糧のない時代にトチやブナのような実のなる木は伐採しなかったので残ったのでした。ちなみに八ヶ岳、硫黄岳が噴火したときにそのかけらを、もらったのでモライサンとなずけたという説明がありました。
山での楽しみの一つは巨木に出会うことです。トチの実をひろって大事にお皿にいれておきました。コブ太郎ありがとう。

秋日和巨木にもらう気の力