黄楊(つげ)の木

alpenflora2013-02-25

東北地方は記録的な大雪で観測史上最高の積雪が随所で記録されています。当地はもともと大雪はふらないところですがこの冬はこれ以上降ると雪の捨て場に困るくらい雪があります。庭でも小さな、かまくら、を作ってみたのですがあまり小さくてこれでは鎌倉じゃなくて江の島だなんて関東バージョンのヒャレをとばしておかみにひんしゅくをかっているのです。とつぜんですが関ヶ原というところ何故か大雪がふるところです。地形的に列島のくびれみたいなところで日本海の影響もうけるのでしょう。前職でよく生け花に黄楊の木を扱っていたのですが関ヶ原からとどきました。とても固い木で腐りにくいのです。それで昔は入れ歯に使用したのです。 柳生飛騨守宗冬という5代将軍綱吉の剣術指南番だった人の墓を移転のため発掘したときに上下一組の総入れ歯がでてきたそうです。つげを台にして蝋石をはめこんだ精巧なものだったらしいのです。なんでこんな話になったのか、そう私大きな声でいえないのですが今回入れ歯デビューしたのです。もっとも部分入れ歯というのでしょうか左奥に使用しているのです。少し違和感があって奥歯にものがはさまったような発言になってしまうのです。歯がじょうぶな人がうらやましい。昨日のお客様はスポーツが万能だそうでスノーボードはこれからでかじった程度と謙遜していましたがボードをかじる?なんてよほど歯が丈夫なのでしょうか。ハ、ハ、ハ。

しじゅうがら窓辺を行き来春近し。