サラシナショウマ

alpenflora2012-09-20

昨夜の雨は干天に慈雨といった感じで乾燥気味の大地を潤すいい雨でした。今朝は浅間、蓼科の山をバックに緑がひときわきれいで思わず絵心をさそわれたのでした。絵心といえば先週ついに念願の、油絵デビューをはたしたのです。水彩スケッチはもともとやっていたのですが油絵は初挑戦でした。最初はいい出来だと我ながらおもっていたのですが塗り重ねすぎてだんだんひどくなってしまったのです。恥の上塗りといったところです。めげずにがんばって平成の梅原隆三郎、山のセザンヌといわれるように修行をつむのです。だれです、ノウテンキ画伯などといっているのは。 庭にでるとかすかにいい香りがします。サラシナショウマが白い穂のような花を咲かせています。 秘すれば花世阿弥風姿花伝のことば。これ好きな言葉なのです。花の美しさは秘するほどに匂い立つ、おのれの才を世に顕わそうと焦れば醜悪になる。近頃自己主張にせめられる機会が何度かあってつくずく秘することの大切さを感じたのです。 能ある豚はへそかくす、まちがえました、能あるタカは爪かくす、でした。  パソコンは完全復帰しました。別荘のOさんが失われたデーターを何日かかけて全部とり出して新しいパソにいれてくれたのです。すごい、脱帽、Oさんありがとうございました。サンキュウ、ダンケシェーン、メルシーブクー

花の香にさそわれ庭に虫の声