ゲレンデのレストランでどうみてもスキー客とは思えぬ一団が食事をしていました。３組１３名の人達は福島県南相馬市から避難してきたのです。地震の影響は直接なかったものの原発の３０キロ圏ということで知人の別荘を借りることになったそうです。寒い、不便なところでこれからの生活の御苦労を察して、地域でやれることはやりますから声をかけてください、といいました。生活、教育いろいろな面で長期戦になりますからみんなで助け合っていきましょう。当方は地震の被害が全然ないと思っていたら連絡が入り、義父の墓所の灯篭が倒壊し、石垣も一部こわれてしまいました。川崎の大きなお寺さんなのです。今はでかけるわけにはいかないので応急の措置はしていただいたのです。彼岸はいつも忙しく墓参をしたことがありませんが雪がとけてスキー場がクローズしたら鬼籍に入っている人たちをたずねます。でもそちらの世界へは当分いきません、まだやることがたくさんのこっているのでむかえにこないでください。今日は朝からしとしと雨です。
お彼岸に大地にそそぐ涙雨。
