寒気来襲

alpenflora2010-09-26

高原の朝は5度でした。寒くなると起床が遅くなりますがそれでも6時前には庭をうろうろしているのです。昨夜、某国営放送で英国庭園の特集をみました。デジタルの広画面でみたのですがすばらしい庭が登場しました。よーし、とはりきってみたのですが標高1500Mのガーデニングは花はだむずかしい。そろそろ枯れた草花のきりもどしにかかります。わたりの蝶、アサギマダラも南に出発したのでしょうか食草ヨツバヒヨドリもかれてしまいました。この花、里ではフジバカマですが藤袴とは花が藤色で花弁が筒状になっていて昔の袴のような形をしていたのでつけられました。秋の七草のひとつです。万葉詩人の山上憶良遣唐使として中国に入唐した時に持ち帰った、香蘭と言う花がそれなのです。生より乾燥させたほうが良い香りがします。江戸時代の医者、貝原益軒は食べられるとかいています。ところで遣唐使といえばあの時代、中国はわが国にとって尊敬すべき師であり兄であったのです。いろいろな文化を学びとりいれたのです。このところ日中関係がこじれてぎくしゃくしてきました。一部の観光業者では死活問題にもなっています。どうか中国も尊敬される国であってほしいのです。かくいう私も感情的になってもうラーメンもヤキソバも冷やし中華も食べない、などと息巻いてしまいましたが、あれは中国とは関係ないでしょうといわれて冷静さをとりもどしました。国家間も冷静に対処いたしましょう。
山上憶良は私の好きな万葉詩人です。詳しいことは後日。

庭ではサラシナショウマが今さかりです。とてもよいかおりがするのです。