雨だれ

alpenflora2010-04-27

午後からみぞれまじりの雨になりました。ご幼少のころ傘がなくていつも学校からぬれて帰ってきたので雨がきらいです。おかげで走るのだけは早くなったのですが。昔、別の仕事でアルバイトの方に雨中の仕事をしてもらったことがありました。もちろん雨具着用でしたがお母様が来て、うちの子を雨のなかで働かせてどういうつもりですか、、その時うっかり言ってしまいました、盆栽だってたまには雨にあたったほうが元気になりますよ。お母様はヒステリーが熱湯をかぶったような顔で、家の子を盆栽といっしょにするんですかと激怒しました。でもそのバイト20歳の学生だったのです。ボンサイではなくシュウサイだったのです。
お母様、モンスターペアレントのはしりだったのでしょうか。あれからもう30年たちました。
こんな天気の日はショパンピアノ曲が似合うのです。今年は生誕200年。ルビンシュタインでピアノ協奏曲15番、雨だれ、をカステラをかじりながら聞く。いつ聞いてもいいですね。ところでショパンさん、音楽史上まれにみるほど女性にもてたそうです。かのリストはショパンのことを、(なおやかな茎の上に青い花をのせた昼顔のようで、そっと手をふれただけで、たちまち散ってしまいそうだ)とのべています。どんな人か想像できませんがきっときゃしゃで病弱だったようで37歳でなくなりました。私も若い頃はもてたのです、荷物だけは。

パフィオペデルム 今回はクリーム色のが咲きました。