特攻花

夏の日は風のように速くすぎさっていきます。ほんとうに忙しい毎日でした。やっと一息。庭をみるとあざやかにガイラルヂアが咲いていました。きびしい冬もこしたのですが真夏の陽光にも強い花なのです。太平洋戦争末期、鹿児島、喜界島の基地から出撃する特攻隊の青年に、島の娘が渡したとの言い伝えがある通称、特攻花、テンニンギクが正式名称とか。花もいっしょに散るのは忍びないと滑走路に置きさったものがねずいたとの言い伝えがあり滑走路に群生している。若い写真家、仲田千穂さんが写真を撮り続けています。戦死することを、散華、といっていましたが、若い命が花と散るではあまりにかわいそうです。8月15日 終戦記念日 内外300万人の犠牲者の冥福をいのりいつものように12時に黙祷。 今日の平和と幸せに感謝します。

南海の島に無念のテンジンギク