美しい町

alpenflora2009-06-14

日本で一番美しい田舎、なんて僻地をむしろ売りにしてがんばっている村がある。信州は広い。このところ北信の白馬、飯山,南信の飯田、伊那と走り回る機会があって街並み、景色をじっくり見ることがあったがわが町に帰ってくるとそのつどほっとして心やすらぐ。住人であることをわりびいてもいい景色である。樹相というか木の種類、並びにしても北も南もうっそうとした森が多い。この町の森はなにかすっきりしてすがすがしい。標高の高いところはとくにシラカバ、ミズナラ、カラマツとすずしげである。土派手な看板やホテル、パチンコ屋(パチンコフアンのみなさん、ごめんなさい)がないのがいい。これでもうすこし不要看板や廃墟を整理すればすごくきれいになって、日本で一番うつくしい緑のある町、と宣言してもいいと思う。なにしろあの美ヶ原はわが町なのですから。月初に北海道の函館から中山峠をこえて札幌にぬけましたが森のきれいさは信州のほうが上だと思いました。                残念なのは自然の意味を誤解して別荘地入り口や荒地に
花壇を作ることにすぐ異議を唱える人がいることです。開発されたところでは人間が作る自然も必要なのです。もっとも花をみるのがいや、という人には何を言っても馬の耳に讃美歌じゃなくて念仏ですが。
庭がきれいになってきました。これから日々花盛りになってきます。

クレマチスモンタナ