おのおの方討ち入りでござる。

alpenflora2008-12-15

14日は忠臣蔵の討ち入りの日。困ったときの忠臣蔵、といって映画でもテレビでもかならず忠臣蔵はあたりだそうです。日本人の心をくすぐるなにかがあるのでしょうか。 なかには年寄りをいい若いものがよってたかって襲うなどとんでもない、などと今の時代の感覚で分析する人もいます。たしかに殿中で刀で切りつけるのは論外だし、そのために城はとりつぶされ家臣は失業、家族は路頭にまよう。とんでもない殿様のかたきうちといって臥薪嘗胆(がしんしょうたん)して、(そうそう苦心惨憺といったほうがわかりやすいのです)、やっとかたきを打つ。 当時の武士の感覚は今の時代とはまったくちがうものだったのです。わかりきったストーリーなのですがけっこうおもしろい。どういうわけか吉良上野介の役はいかにもいじわるそうなじいさんだし、浅野の殿様、大石内蔵助はいい男がでてくる。実際はどうだったのでしょうか。もっとペンションのおじさんのようなえらがはった顔の殿様では芝居もぶちこわしですが。            雪がふって除雪をしました。おのおのがたスキーでござる。