浅間山の噴煙

冬に木々が葉を落とすと庭から浅間山が遠望できる。雪におおわれて素晴らしい眺め。天明3年(1783)に浅間山が大噴火をした。関東一帯に降灰があり日をさえぎり気温がさがり、冷害が広がった。この天災を機に松平定信は、田沼追い落としをはかった。田沼意次というとすぐあの賄賂政治家というイメージがうかぶがいろいろな文献によればかならずしも凡庸な政治家ではなくある研究家は江戸期でもっともすぐれた政治家といっている。池波正太郎の(剣客商売)にはたびたび善玉として登場する。
私の思考範囲のなかではまだどのような政治家か判断しかねている。かって吉田茂という総理大臣は歴史書を愛読して歴史を知らないと国民は滅びる、とまでいったそうだ。歴史上の善悪、良し悪しを客観的に判断し混迷の今の時代を政治家はしっかり舵取りをしてほしい。いうまでもなく、麻生太郎氏は吉田茂の孫です。リストラや減産の暗いニュースのあとで若いお兄さんが満面の笑みで棒を振り回してハイ1億円達成、どうなっているの、頭の整理が大変です。
クリスマスムードをだすのにリースを3つも作り、ライトアップします。