湯之奥金山

alpenflora2008-10-06

世界経済が混乱して金融商品が不安定になり金の値があがっているそうです。株や投資信託といった利殖にはまったく興味も知識もないのですが(自慢できることではないぞ)、とにかく金を見てみよう、というわけで一路、山梨県下部温泉まで。何故下部かというと友人のO氏が(俺の爺さんが甲州金のコレクションを博物館に寄贈したんだ)と口走ったのをおもいだしたのです。下部温泉街の入り口ちかくに湯之奥金山博物館はあります。一階で映像を見た後2階へ、ありましたO氏コレクション、まばゆいばかりです。温泉街のはるか奥、1500Mのところに戦国時代1000人規模の集落を作って金の採掘をしたのです。今は跡形もなく発掘調査で織部焼の茶器などがでたことなどからしてかなり高度な生活もしていたのだろうか。 O氏の紹介で学芸員の小松さんが懇切丁寧に説明してくれました。ありがとう。
小松さん、タカラジェンヌのようなすてきな女性です。 今度はここから静岡県境の毛無山をめざします。
帰路は温泉によったのですがその話は次回に。

古の金山跡に秋の風。