みのりの秋

忙しい一日でした。茅野駅までお客様を送迎、とんぼがえりで昼食会の準備、庭をみてもらうつもりがあいにくに雨。
昨日は横浜のK氏一行を八ヶ岳登山口美濃戸口までおくる。当初は一緒に赤岳に上る予定だったのに残念ながら仕事の都合で登れず。
残念などといってはバチがあたる。お客様は神様なのです。南アルプス八ヶ岳がくっきりと眺められ、みのりをむかえた稲のかなたに槍ヶ岳の穂先がみえてすばらしい景色。ところどころで稲刈りがはじまっていました。それにしても稲は実るほどに頭をたれるのですね。 コスモスと金色の稲穂のコントラストが絵になる風景です。ところでコスモスはメキシコ原産で幕末に渡来して日露戦争以降に栽培されるようになったのです。もともとはギリシャ語で(美しい)という意味でラテン語になって(宇宙)にへんじたそうです。初秋の風景にはなくてはならない花です。美しくて、さびしげで、それでいてなかなか強くてなにか理想の女性のような花です。 

稲穂まね頭をたれるわが身かな。