ルビナス

alpenflora2008-06-25

へんなおじさんがきました。別に変でもないか。火災保険の更新にきたのです。なにしろ庭をみてにこにこうれしそうなので花に感激していると思いきや、ワラビがある、ウドがある、これはゲーロッパ(注、ぎぼしのことを地元のひとはこのようによぶ)だ、ヤブレガサはうまいんだよね、と山菜の話ばかり。我が家はガーデンペンションなのだから庭の美しさ、花の美しさに感動してもらいたいのです。
でもおじさんには無理なはなしですね。そうそうギボシですが最近はホスタという園芸種がたくさんでています。江戸末期にシーボルトがヨーロッパにもちかえり改良されて里帰りしたのです。もともとは日本の原産です。 午後静かそうな二人の夫人が庭にあらわれました。庭の見学かと思ったらなんと宗教の勧誘なのです。私はいいました。まず花の美しさに感動してください。自然のいい空気をたくさんすってください。生きていることの喜びをかみしめてください。花や自然の美しさに感動をおぼえない人は他人に道を説く資格はありません。ハトが豆鉄砲を飲み込んだような顔をして帰っていきました。今日は山にいろいろな人がくる。    ルビナスがきれいにさきました。ピンクと紫がきれいなコントラストです。ニュージーランドに行ったとき一面黄色のルビナスを見ました。ラッセルルビナスという種類でこぶりな花は切花にもなります。