江戸をあるく

上京して2日間池波正太郎鬼平犯科帳の世界を歩いてきました。親の墓参りが雑司が谷霊園なのでそこがスタート。鬼子母神へでてサンシャインビルをあおぎながら歩く。子供頃は東京拘置所があって戦犯が収容されていて高いレンガの塀がありました。夏目漱石の墓のすぐそばに(鬼あざみ次郎吉)の墓があってよく墓石がけずりとられるそうです。賭け事をする人のおまじなえになるとか。巣鴨にでる。小説では鬼平は妾腹の子で母親は巣鴨の百姓の娘という設定。巣鴨はわが母親の生まれたところ。そこから板橋へでる。旧中山道沿いのわが生家をさがしたがわからず。後で甥にきいたら帝京大学の女子寮になっているところだそうでのぞかないでよかった。何十年も歩いてないと街並みもぜんぜんかわってしまってやたらマンションがふえて子供のころよく遊んだT君の家も再開発とかでなくなっていた。とにかく和宮もさけて通行した縁切り榎の岩の坂までいってみた。乗り物とおもったが歩いてJR板橋駅までもどる。脇差に編み笠をかぶった鬼平きどりの1日でした。2日目、上野から谷中にでる。徳川慶喜や著名人の墓がたくさんある。谷中、根津、千駄木、は谷根千とかいって街歩きの人気スポットだそうです。 そういいえば男女の密会に忍ばずの池の出合い茶屋がよく登場しました。着物姿でデートなんてなんだか粋なかんじがしますね。
というわけでどっぷり江戸時代にタイムスリップしてきました。東京はなんであんなに人が多いのだろう、山に帰ったらまったく人がいないで小鳥が飛び回っていました。