わが祖国

alpenflora2007-11-16

連作交響詩(わが祖国)より交響詩モルダウスメタナ作曲。
モルダウとはチェコの山間を抜け、古都プラハにはいりエルベ川に合流、ドイツ中部をぬけて北海にそそぐ全長1200Kに及ぶ大河。曲は河の上流から下流までの姿をえがいたもので、湧き出る泉の音に始まり、小川から大河へと姿を変えていく様を表現している。等々解説書を読んでからいざ演奏会へ。いつかお客様がこの曲をきいているうちにふるさとの山河を思い出して涙がでてきた、という話を聞きました。いい曲です。長野県民文化会館。
新聞にでていたので急遽チケット予約。いつも予定がたてられず急にきまります。演奏はチェコ国立ブルノ、フィルハーモニー管弦楽団、指揮はベルト、アルトリヒテル。おだやかで大きな指揮をする方であのようにふかぶかとおじぎをする指揮者ははじめてでした。他にチャイコフスキー、ピアノコンチャエルト。ドボルザーク交響曲9番、新世界。とおなじみの曲で気楽にゆったり気分で過ごしました。アンコールの曲がどうしても思いださないのでとなりのおばさんに聞こうとおもったのですがあまりこわそうなのでやめました。気が弱いのです。お腹がすいたので帰りに回転寿司で目をまわして帰宅したら12時近く、長野は広いのです。熟年再婚の友人夫妻を上田城跡に案内して千曲川を説明、ご希望のソバを食べて(あなたのそばがいい、と奥さんが行ったかどうか)上田駅まで送り、朝から晩までフル回転の1日でした。  蓼科山も雪景色

モルダウに思いかさねる千曲川