山楽会街道てくてく歩き

alpenflora2007-11-01

10月30日 旧中仙道和田峠 接待(江戸時代の豪商が中仙道最大の難所和田峠越えの難儀を助けるため100両寄付をして休憩所を設けた)の駐車場に車をとめて峠を登る。東餅屋のところで黒曜石をひろう。まもなく柘榴石(ガーネット)のとれる沢を横切る。20年ほど前にここで小さな石を拾い大切にもっているが、今は採掘禁止の立看板がたっている。ビーナスラインを3度横切り和田峠の頂上へ。2時間のハイク。快晴にめぐまれ予定を変更して下諏訪側に少し下ることに。急坂に、ほんとうにここを和宮も通行したの?とM氏。昔の旅は大変でした。峠でかみさんのおいしい弁当を食べ、今朝わかしたコーヒーをのんで幸せな気分になりました。
参加 U氏(東京)、M氏、O氏(長和町)K氏(アルペン

10月31日 碓氷峠を越える。軽井沢駅に車を駐車。タクシーで峠へ。終日500円といういい駐車場をみつけました。峠の熊野神社は鳥居の真ん中が長野県、群馬県の県境。下りしばらくは車も入る広い道をあるく。途中霧積温泉との道とわかれる。行程の半分ぐらいから山道となる。山中という所では学校や寺の跡がありかなりの集落があったらしい。いまは木立におおわれてその面影はない。馬頭観音弘法大師が掘ったという弘法の井戸をすぎると坂本宿は近い。中仙道の街道設置のために作られた宿場という。横川で関所跡をみて駅へ。軽井沢までバスでかえる。帰りは眺望抜群の小諸あぐりの湯にて汗をながす。
参加 U氏(東京)K氏、S氏(小淵沢)O氏(長和町)K氏(アルペン

というわけで2日間街道の峠歩き。説明板に、中仙道は板橋宿をスタートして、などと書いてあるとわくわくする。板橋の街道筋の生まれで毎日中仙道をみていたからです。 ガイド役にも力がはいりました。次回は鳥居峠を予定しています。春になりますか。

さらさらと落ち葉ふみわけ峠超え。

和田峠で東京からみえた島野さんというご夫婦にあいました。お元気で旅してください。